動脈硬化が招く病気

心筋梗塞・狭心症・脳梗塞・末梢動脈疾患等

心筋梗塞:急に胸に激痛が走り動けなくなります。肩、みぞおち、歯の痛み、落ち着きがなく息苦しくなってきます。

狭心症:階段などを駆け上がるときに起こります。急に胸が重苦しくなり、締めつけられるようになります。これは、心臓が酸素欠乏になるからです。

脳梗塞:脳の動脈に血栓が詰まり、脳の細胞が壊死します。ろれつがまわらなかったり、言葉がでなかったり、顔がゆがんできたりします。脳梗塞の特徴は、症状が体の右側、あるいは左側だけにあらわれることが多いです。脳の左側の血管が詰まれば体の右側に症状が出ます。脳の右側の血管が詰まれば、体の左側に症状が出ます。

末梢動脈疾患:歩くごとに脚が痛くなり、痛くなった時に休むと、また歩けるようになります。動脈硬化で血管が狭くなっていると、筋肉に血液が不足し、酸欠になるため痛くなるのです。小さな傷がもとで潰瘍ができます。血管が完全に詰まると壊死が起こります。

この他、腎硬化症、腎血管性高血圧、腎不全がありますが、これらは、高血圧やメタボリックシンドローム、肥満の人は特に注意してください。腎臓は、一度機能が低下すると元には戻りません。初期段階では、自覚症状がないので、わかりにくいのが問題になっています。おしっこの量が減る、倦怠感、むくみ、たちくらみなどがあらわれるようになると、かなり進行しております。ひどくなると腎臓が正常に働かないので、腎不全になり、人工透析が必要になっている人が非常に多くなってきております。

大動脈解離は、大動脈の壁に壊死が起ると、突然内膜が裂けることがあります。これが、大動脈解離というのです。内膜の裂け目から血管の壁の中に血液が流れ込み、この勢いで内膜と外膜がはがれ、はがれた場所に血液がたまってしまいます。こうになると、引き裂かれたような痛みがでたり、背中も痛くなったりします。

どれも、コレステロール値が高い人、高血圧、高血糖、肥満、メタボ、喫煙の人は、かかりやすいので注意してください。若いころは、大丈夫な人が多いですが、年をとるとともに危険なエリアに進んでいることを自覚してください。近年では、若者も動脈硬化で倒れる人が続出しております。